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隙と妖怪

いま、私たちは人間にしか恐怖を抱かない。

 

かつての日本の家には妖怪が現れた。

 

それは風や光、湿度や温度などの自然環境の影響を受けやすい建築の「隙」がつくりだした心象風景であった。

 

或いは、本当に姿かたちを見せたのかもしれない。

 

現代の技術によって作られた家は、機密性の高い温熱環境と十分すぎる気積と機能に満たされている。

 

そんな「隙」のない建築には人々の虚像は描かれない。

 

満たされているかのような現代の住宅に私たちのふるまいは制限され、自由に住まうことが許されなくなってしまった。

 

この提案は、恐ろしくも親しまれてきた妖怪たちが好むような場所を空間・構法的につくり出す。

 

そして各々の妖怪によって導かれた場所は、目にはみえないもので連鎖し、ひとつの家となる。

 

妖怪を受け入れることは、家への愛着と自由を生むだろう。

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