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129ページの空間  -本をめくるような感覚/写真家 川内倫子のための建築とは-

 

本をめくる感覚

「本」という媒体で最大限に表現できると言われる川内倫子の作品と向き合う空間を設計する。

ページをめくるような感覚を建築空間で実現することで、川内倫子の作品に触れて、本という媒体よりも体験として、

 

人々の心を動かしうる可能性を建築は持っていると考える。

「本」という媒体

川内倫子の写真集を手に取るとき、全てが等価に感じるページをめくるごとにあらわれる作品たちは、

 

どこかみたことがあるようなないようなデジャヴに似た感覚に陥る。

 

開いているページと数ページ前の関係性はもちろん、写真集とすぐ傍に見える日常というノイズすらも等価に感じることができる。

 

川内のスタイルであるからこその気づきであり、「本」という媒体を最大限に生かしたものである。

 

建築空間において、ページをめくることで感情が動いたりイメージが喚起される感覚を持ちながら、

 

なおかつ「本」という媒体のように人によってフォーカスを変えることができるようさまざまなもの同士が等価な関係にある、

 

ニュートラルでオンデマンドな空間をデザインする。